風の音を聴く

いつも藤井 風さんに癒されてます。思いついたことを書いてます。

Netflix 3/10公開 パナスタ”damn”~”へでもねーよ” 編。

 

 

1曲目の”何なんw”が終わり観客からの拍手が鳴り響く。一呼吸して真船さんへ向けて手のひらを差し出す。

 

"damn"youtube パナスタ映像より(以下同)

 



スタンバイしてた真船さんがジャストのタイミングでウッドベースの弦を指ではじいてリズムよく低音の弦の音が会場に響く。風さんはその音に耳を澄ますジェスチャー。

 

2曲目は”damn”。

 

風さんの「間(ま)」が絶妙で最高。気持ちいい。

音の余韻。観客の拍手。呼吸。ソロで楽器を演奏する人の心地よい「間」。

 

自分のライブを最高の心地よい空間へと押し上げていく手腕。センス。その場の空気をコントロールする風さん。

 

風さんが中心となって創り上げるステージにただ身を任せて受け取って翻弄されてその空間に浸るのみ。幸せの極み♪

 

ウッドベースのソロ、ドラムが気持ちのいいリズムで入ってそしてギターのインパクトのあるメロディ。

少ない音数でインパクトのあるメロディとメリハリある心地よいリズム、ビート。

(自分で演奏してたらめちゃくちゃ楽しくて気持ちいいだろうなと思う♪)

 

リズムがシンプルで同じフレーズが繰り返される。それがすごく心地よい。

真船さんの笑顔が時々映ってこちらも楽しくなる。

 

バックの映像も一緒に曲を盛り上げてくれる。

MVのイメージに重なるようにスクリーンには青と赤の色がメインでステージを彩る。そしてビートに合わせて白い泡の粒がはじけてスパークしてるような演出が気持ちいい。

 



MVを再現したダンスと最初から最後まで凝った迫力ある映像、演出で目が離せない。楽しかった。

 

そして最後ライトが落ち、少し薄暗い中ステージ中央で笑顔を見せ、うなずいて後ろを振り返り右肩越しに拍手をし静かに背を向けるところ、曲が終わって次に向けて切り替わる去り際の表情が印象的だった。

テンポの速い曲でダンスパフォーマンスをした後なのに静かな空気を感じて惹きつけられた。

 

 

ひとしきり拍手が鳴り落ち着き、静かな間ができたちょうどのタイミングで尺八の音が渋く響き始める。

 

映像の、上空から映す会場周辺の景色はすでに日が落ち暗闇に包まれ、オレンジ色の街の明かりと遠くに見える夕焼けの残り少ないオレンジ色のひかりが不思議と古の日本の風景を表しているようで尺八の音色と相まって和の雰囲気しか感じられない。

 

3曲目。”へでもねーよ”。

 

たくさんのダンサーがゆっくりとステージに現れ和の雰囲気からドラムの変則的なリズムが空気を変えてビートが強くなりステージが一気に熱を持つ。

和の雰囲気とは対照的にダンサーの衣装は洋の雰囲気でそれがメリハリがあって華やかさを増してビートの強い曲調とキレのあるダンスで力強い曲の世界観を感じられる。

 

この曲はベースがたくさん歌ってて痺れる。低音が気持ちよく響いてきてめちゃくちゃカッコいい。

 

ステージ前方で炎が高く上がる。額に汗がにじむのが見える。かなり熱いんだろうな。バックの映像も和と洋が融合した雰囲気で迫力があってカッコよかった。

多国籍のダンサーさん達と大人な風貌の風さんの醸す雰囲気が合っていて最初から最後まですごくカッコいいステージパフォーマンスだった。

 

 

曲が終わりライトが落ちる。拍手が鳴り響く中会場隅から映す会場全体の様子と水色が残る少しだけ明るい空が映される。一息つく。

 

ステージに小さなライトが少しずつ灯りスクリーンに風さんが大きく映し出される。

やさしいハミングが始まる。

 

 

次は”ガーデン”行きます。たぶん、続く。